トマトの下部分が黒くなってキモイ…
やっとトマトが赤くなって収獲も近づいたな~と思ってトマトを手にしたところ、トマトの下部分が黒く変色していることに気づきました。ちょっとキモイ感じもします。腐っているような?
調べてみると、どうやら「尻腐れ」という病気のようです。
ショック! せっかくここまで育ててきたのに・・・。
しかし、腐る前に何とかしなければ!ということで、今回は尻腐れについて調べたことや、実際に試してみた対策などを紹介したいと思います。
そもそも「尻腐れ」ってどんな病気?
「尻腐れ」は、トマトの実の下部が黒く変色し、腐敗する病気のようです。これはカルシウム不足が原因で発生しやすく、特にプランター栽培や鉢植えで育てる場合に多く見られるとのこと。尻腐れが発生すると、トマトの実が商品価値を失い、家庭菜園の楽しみが半減してしまいますよね。尻腐れは、トマト、ナス、ピーマンなどの果実のお尻部分が黒く腐ってしまう生理障害、カルシウム不足以外にも、土壌の乾燥や高温多湿、チッ素過剰なども原因となるようです。
尻腐れの主な原因
尻腐れの主な原因は、土壌中のカルシウム不足。カルシウムはトマトの成長に不可欠な栄養素であり、特に実が成長する過程で重要です。カルシウムが不足すると、細胞壁が弱くなり、結果として尻腐れが発生するのと、水分管理の不適切さも原因の一つです。過剰な乾燥や過湿は、カルシウムの吸収を妨げます。
尻腐れを防ぐためにできること
● 予防
- 土壌作り:石灰を混ぜて、土壌のカルシウムを充足する。
- 追肥:カルシウムを含む肥料を適切に与える。
- 灌水:土壌が乾きすぎないように、適切なタイミングで灌水する。
- 摘芯・整枝:風通しを良くし、葉にカルシウムが行き渡るようにする。
● 対策
- 被害果の摘除:腐った部分を取り除き、病原菌の拡大を防ぐ。
- カルシウム葉面散布:市販のカルシウム剤を葉に散布する。
● 実際に試してみた対策
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- 苦土石灰を土壌に混ぜた。
- 朝晩にたっぷり灌水した。
- 葉を混み合っている部分を摘芯した。
- 腐った部分はすぐに取り除いた。
- カルシウム剤を散布した。
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- 市販のカルシウムスプレーを使用することで、迅速にカルシウムを補給できるらしい。葉や実に直接スプレーすることで、吸収を促すとのこと。当日に着くらしいので、Amazonで注文。
アミノール化学研究所 アミノール 液肥 カルシウムエキス 100ccが、安かったのでひとまず購入して散布してみました。
● その後はどうなった?調査中…。
結果は後日アップしますね。● 尻腐れに負けない!
尻腐れは、原因さえ分かれば対策することができます。大切なのは、早めに対処することです。