家庭菜園を始めようとしたとき、迷うのは「野菜って種と苗、どっちから育てたらいいの?」ということでした。
「どっちでもいい」、または「いずれも種からスタートでしょ」という答えがあるかもしれません。
ちょっと調べてみると初心者は野菜の種類によって種から始めた方が良い場合と苗から始めた方が良い場合があるようです。
今回は野菜を分類分けして、それぞれのメリットを紹介していこうと思います。
野菜は3つに分けることができる
まず、野菜は食べる部分に注目して3つに分けることができるそう。
●果菜類(おもに果実部分を食べる野菜)
キュウリ、ナス、ピーマン、オクラ、スイートコーン、ソラマメなど
●葉菜類(おもに葉の部分を食べる野菜)
ホウレンソウ、コマツナ、ネギ、ハクサイ、キャベツ、レタスなど
●根菜類(おもに根茎や球根を食べる野菜)
ダイコン、カブ、ニンジン、ゴボウ、サツマイモ、ジャガイモ、サトイモ、レンコンなど
このグループごとに、種から育てたほうがいいものと苗から育てたほうがいいものがあるんですね。
どちらにもメリット・デメリットがありますので、上手に選ぶともっと家庭菜園を楽しめますよ♪
種から育てる場合
種から育てるメリット
・品種がいろいろあり、育てたいものを選べる
・たくさんの種を安く購入できる
・種から土で育てるので苗からの病気になりにくい
・土へのならしが必要ない
・種まきから収穫までの過程を観察できる
種から育てるデメリット
・発芽しない種がある
・育つまでに時間がかかる
おすすめの野菜
コマツナやホウレンソウといった、株数を多く作りたい青菜
苗から育てる場合
苗から育てるメリット
・生育がスムーズなので育てやすく失敗が少ない
・植えてから収穫までの期間が短縮できる
苗から育てるデメリット
・種に比べて割高
・購入した苗に病気や害虫被害がある場合も
おすすめの野菜
育苗に時間と手間がかかるトマトやナス
また、種からでも苗からでも育てやすい野菜として
エダマメ、チンゲンサイ、オクラ、シソ、リーフレタスがあげられます。
種から簡単に栽培できますが、植えつけ期には苗もたくさん出回るのでより手軽にチャレンジできるようです。
反対に、種からでも苗からでもない野菜には、ジャガイモ、サツマイモ、ショウガ、ラッキョウをはじめ、根株や種球・さし穂と呼ばれる茎などから栽培をスタートするものもあるようです。
初心者さんはどれが自分に合っているのか、まずはいろいろ試しながら見つけていけるといいですね!
ちなみに私はですね、苗を買うと値段が高い場合は種からチャレンジしようと思います💦